10月≪ 2017年11月 ≫12月

123456789101112131415161718192021222324252627282930

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2005.10.23 (Sun)

き、きたーっっっ、電車男!その5

初デートの日の午後11時。
毒男達は電車男の帰りを今や遅しと待ちかねていました。
とそこへ、やっと電車男が帰宅しました。
彼が初デートの様子を語り始めると、スクリーンに有楽町マリオンが映し出されます。続いて、不安そうにエルメスを待つ電車男の表情。
5分過ぎても現れない。電車男の不安は募ります。
やがて10分が経過。《俺、かつがれたんだ》とがっかりしたところへ、
『ごめんなさい、遅くなって』の声。遂にエルメスがヴェールを脱ぐ。
エルメスは声だけの出演。その声は優香嬢。
おっとりとしていかにも育ちの良さそうな感じです。
スクリーンには首から下だけの姿が映ります。
顔はご想像にお任せしますといったところ。
が、これは優香嬢ではなく、別の女性が映っているようです。

『電車さんて呼んでいいですか?』とエルメス。
《なんで、俺のハンドルネーム知ってんだ?》ドキッとする電車男。
「お、おい!エルメス、なんで゛電車”のこと知ってんだぁ?」
「まさか、エルメス、2チャンネラーかぁ?」毒男達も焦りまくります。
『うふふふ・・電車の中で出会ったから電車さん。
 友達とこう呼んでいるんですよ』ホッとする電車男。
『じ、じゃあ、エルメスさんて呼んでいいですか?
 ぼ、僕も・・友達・・とそう呼んでるんです』
(毒男達も一応゛友達”って訳だ)

そんなこんなで、月の雫銀座店に向かうことになります。
下調べをした電車男は先に立って歩き出します。
彼女がちゃんと後を付いて来るか、ときどき振り返りながら。
しばらくして、エルメスが小走りに駆けて電車男に追い付きます。
『この方が自然でしょ』
かくして、2人は店までただただ並んで歩いたのでした。初々しい。

無事店に着き、着席します。
『私、友達と食べ歩きをするのが趣味なんです。
 でも、その友達に彼ができちゃって。
 ここも1度来てみたかったから、今日電車さんと来られて嬉しかった』
「おい。エルメス今フリーなのかよ?」
「てことは、チャンスだぞ(^^)電車」ニマニマする毒男達。
『電車さんはこういうお店よく来るんですか?』
『あ、いや、その・・友達と、友達とよく来ます』
(ケケケ、大嘘つき)
注文したサラダが運ばれて来ます。
気を効かせて電車男は小皿に取り分けてあげようとしますが、
慣れないことをした為、
レタスをテーブルの上に取り落としてしまいます。
ところが、彼女が見てない隙に素早く手で取って小皿に入れ直します。
(ギャハハハ。でも、Very Lovery。略してV.Lだ)
食べながら、『電車さんの趣味は何ですか?』と質問。
焦りながら、『あ、あの、漫画を読むことと、キャラクターのフィギュアを集めることです』とかろうじて答えます。
「おい。自分は゛ヲタ”だって言ったのか?」
「いや、言ってない。ケロロ軍曹とプリキュアが好きだなんて
 言えないよ。まして゛同人”行ってることなんて・・・」
「あと、深夜ハチクロ(ハチミツとクローバーの略)見てるだなんて
 言えねえよなあ」
「初対面の相手に自分は゛ヲタ”だってこと、
 絶対に言えねえ、言えねえ」

続いて、彼らは゛シマ”をカウンターバーに移します。
(これも、エリートのアドバイスによるセレクトなのか?)
『私、ムーミンに似てるってよく言われるんです』
(ムーミンか。ミーに似てたらミもフタもないわな)
『あ、私、ごめんなさい。突然変なこと言っちゃって・・
 何か酔ってしまったのかしら?』
「おい、エルメス、゛天然”入ってるぞ」
毒男にこう言われても、電車男はニコニコしています。

店を出ます。『あの、門限は?』
『うふふ。もう高校生じゃありませんよ。
 まだこんな時間(午後9時)です。少し歩きませんか?』
『は、はい』2人は駅に向かう道をただ並んで歩きます。
電車男には交わす言葉が見つかりません。
「店に向かう時にはあんなに長く感じられた時間が、
 帰りはとてつもなく短く感じられた。
 本当にアッという間に駅に着いてしまった」
さっきのニコニコ顔から一転、シリアスな表情になります。

京浜東北線に乗り込む2人。まだ2人とも黙ったまま。
『あの・・』エルメスが沈黙を破ります。
『私、次で乗り換えなんです』
(有楽町から東京、たった1駅!?あんた、そんな殺生な)
「何か言わなきゃ、何か言わなきゃと思うんだけど、
 言葉が全然思い浮かばない。考えているうちに東京駅に着いて、
 ドアが開いて彼女が降りてしまった。
 彼女は電車を降りてから、振り向いて僕の方をじっと見ていた。
 早く何か言わないとドアが閉まってしまう。でも頭ん中は真っ白だ。
 無情にもドアが閉まりかけたその時、僕は思わず叫んだ」
『電話します!きっと電話しますから!』
思いを噛み締めながら秋葉原まで来て、そこで総武線に乗り換えます。
ここで、スクリーンの映像はフェイドアウト。

電車男はボーっと思いに耽っています。
「お~い。電車、大丈夫かよ?」
「えっ、ああ・・」
「お前、余韻に浸ってる暇はないぞ。
 電話するって言ったんだろう?その後、ちゃんと電話したのか?」
「い、いや、まだ・・」
「バカ!早くかけろ。今日中にかけるんだ。
 彼女がちゃんと家に帰ったか確認するまでがデートだ」
「そうだ。それが男の役目だ」
「でも、何てかけたらいいんだ?」
「アホか、おまいは。今日は楽しかったです。
 またデートしましょうって言えばいいんだよ!」
「エルメスは今フリーなんだろう?彼氏はいないんだろう?」
「うん。多分・・」
「馬の鼻っ面にニンジンぶら下げているようなもんじゃないか!?
 このチャンスを逃したら、お前に明日はない」
「食べ歩きが趣味なんだろう?エルメスは。
 だったら、これからは一緒に食べ歩きしませんか?って誘うんだ」
「そ、そうか。わかった」

電車男はアセアセと携帯のボタンをプッシュします。
『はい』まだ記憶に新しいエルメスの声。
電車男、プチ1人芝居。
しばらくして、『ええ。いいですよ。喜んで』との返事。
「ぃやったあ!やったな、電車」
「エルメス、いい娘だぁ!何ていい娘なんだ」
「エルメス、グッジョブ!!」
まるで、我が事のように喜ぶ毒男達。
(あんた達こそいい人達だよ)     
「有難う、有難う。おまいら、有難う」
かくして、電車男は2度目のデートの約束を取り付けたのでした。
スポンサーサイト
EDIT  |  04:54 |  真ちゃんねるレポート  | TB(0)  | CM(1) | Top↑

★久々に・・・

きゃ~、パタさん、お久しぶりですv
キ、キター!の電車男報告会(って、いつから“会”に?)も久々で、いよいよのデートシーンv
そっか、エルメスの声は優香嬢だったのか、いい感じですね、でもスクリーンに映る女の子は別の人(笑)
電車男の初々しさが全開で可愛いというかなんというか・・・
(毒男達も一応゛友達”)とか、(ミーに似てたらミもフタもないわな)という( )の中のツッコミがすごく面白いんですけど、これはパタさんの感想ですか?
確かに、毒男たち、(あんた達こそいい人達だよ)ですよね、いやあ、結局電車男はこういう不特定多数のオタクの人の良さに支えられてるとこがぐっとくるというか。
確かにネットの中でのやりとりだけで「友人」てのはおこがましいような気もしますが、まあ、こんな友情もあってもいいのでは、という気にさせてくれます、そんなとこがホッさせられるのかなあ、などとちょっと考えてしまいましたよ。(笑) 
シコ |  2005年10月24日(月) 07:30 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。